株式会社ロジディアは、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し
持続可能な物流環境の実現に向けた自主行動宣言を2023年9月14日(木)に提出しました。
「ホワイト物流」推進運動について
「ホワイト物流」推進運動とは、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業運動に
必要な物流を安定的に確保するとともに経済の成長に寄与することを目的として取り組む運動です。
国土交通省・経済産業省・農林水産省が、上場会社及び各都道府県の主要企業合計約6,300社に対して
推進運動への参加の呼びかけを2019年4月から開始しました。
自主行動宣言の内容
自主行動宣言の中で表明する主な取り組み項目は、以下の通りです。
「 物流の改善提案と協力 」
サプライチェーンの枠組みで工場出荷から最終納品先まで物流改善と効率化を荷主に提案します。
メーカー、問屋、小売の物流会社や配送会社との協業取組みによる物流改善と効率化を図ります。
「 予約受付システムの導入 」
納品時間は事前予約制にすることで納品ドライバーの待機時間を解消します。
トレースシステムを利用し庫内の作業進捗状態を可視化することで稼働計画を修正し
物の流れをスムーズにすることで庫内作業の生産性向上を図ります。
無理が生じない、働き易い職場環境の構築と納品ドライバーの待機時間解消に努めます。
「 発荷主からの入出荷情報等の事前提供 」
発荷主とは積極的にEDI連携します。
事前出荷情報(ASN)データを受信することで事前に庫内作業と配送計画が立て易い体制とします。
委託先へ正確な車両の手配に努め、無理と無駄が生じない体制を実現します。
庫内作業の委託先と情報連携することで事前に作業計画が立て易い状態にします。
生産性の高い物流運営と働き易い職場環境を目指します。
「 船舶や鉄道へのモーダルシフト 」
長距離輸送は船舶と鉄道を積極的な利用推進します。
出荷量に応じて、トレーラーや31フィートコンテナを使い分けます。
荷主が適時適量の在庫管理が出来るよう輸送ルールを提案します。
近年、トラック運転従事者の減少や高齢化、トラック調達コストの上昇傾向などが加速し
物流を取り巻く環境は年々深刻化しています。
また「働き方改革関連法案」の施行により、トラック運転者の労働環境・労働時間改善に
向けて、業務の効率化は急務となっています。
CO2排出削減などの環境負荷低減も重要な課題です。
ロジディアは今後も、効率的で働きやすい物流環境の実現に向け、各方面の関係者と
連携しながらSCM全体の生産性向上に取り組みます。